蛍光灯をLEDに替えるメリットとは?電気代と安全な交換方法を確認
事務所や店舗で使っている蛍光灯。「まだ点くから」と、そのままにしていませんか?
LED照明への交換には、照明の電気代を抑えることに加え、これからの蛍光ランプの供給に備えられるというメリットがあります。ただし、交換方法を間違えると危険な場合もあります。導入前に知っておきたいポイントをまとめました。
1.照明の電気代を抑えられる
LED照明は、蛍光灯より少ない電力で点灯する製品が多くあります。組み合わせによっては、交換した照明にかかる電気代を約4分の1にできる可能性があります。
たとえば、現在の照明が1台あたり40W、交換後が10Wで、点灯時間と電気料金の単価が同じなら、消費電力量は4分の1です。
ただし、これは建物全体の電気代が4分の1になるという意味ではありません。実際の削減額は、現在の器具が使う電力、選ぶLED製品、台数、点灯時間によって変わります。交換を検討するときは、現在と交換後の照明器具全体の消費電力を比べましょう。
2.蛍光ランプの製造・輸出入終了に備えられる
一般照明用の蛍光ランプには水銀が使用されています。水銀に関する国際的な規制を受け、対象となる蛍光ランプの製造・輸出入は2027年末までに順次終了します。
今使っている蛍光灯を直ちに外す必要はなく、期限後も在庫品の販売や既存品の使用は可能です。一方、今後の交換用ランプの調達を考えると、照明設備の更新を計画しておくよい時期といえます。
3.カバーにポリカーボネートを使った製品を選べる
直管型LEDには、発光部分のカバーにポリカーボネートを採用した製品があります。ポリカーボネートはガラス管と比べて割れにくく、万一の際に破片が飛び散るリスクを抑えたい場所で、製品を選ぶ際のポイントになります。
ただし、すべてのLED照明がポリカーボネート製ではなく、「絶対に割れない」わけでもありません。店舗や作業場などで材質を重視する場合は、導入する製品の仕様を確認しましょう。
交換時に注意したい「バイパス工事」
蛍光灯をLEDに替える際、既存の器具にLEDランプだけを差し込めばよいとは限りません。
蛍光灯用の器具には「安定器」という部品があります。使用するLEDランプによっては、安定器を回路から外すバイパス工事が必要です。器具とランプの組み合わせが適合していないと、発煙や発火につながるおそれがあります。
一方で、対応する器具ではバイパス工事を必要としない製品もあります。安全のため、工事が必要かどうかを製品の仕様と既存器具の状態から確認してください。古い器具の場合は、器具ごとLED照明に交換する方法も検討しましょう。配線工事は専門の事業者に依頼してください。
まずは今の照明を確認するところから
LEDへの交換方法は、照明の形、器具の年数、設置場所によって異なります。台数が多い事務所や店舗では、電気代の削減見込みと工事費用を合わせて確認すると判断しやすくなります。
フレンドネットワークス株式会社では、蛍光灯からLED照明への交換についてご相談を承っています。「今の器具を使えるか分からない」「どれくらい電気代が変わるか知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。


